星の郷
八ヶ岳野辺山高原100キロウルトラマラソン
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6600字を越える大作です。
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<野辺山への挑戦>
1度目は足指の骨折で
、71kmの申込のみでDNS。
2度目は71キロに挑戦し、何とか完走。
そして3度目の挑戦は今回の
キロ。
ツールドモンブランCCCの前哨戦には不足ないレースであります。
<これまで>
帰宅ラン、海の日(往復)、妄想野辺山練習会(85キロ)と
それなりの準備はしてきたつもりだが、
果たして野辺山の難コースに通用するのであろうか?
<現地入り>
前日にモノレールを使い、山岳ガイドのA氏と合流。
現地到着後は、松原湖以降の後半コースを
PAJERO
でチェック。心強い限りです。
山屋らしく八ヶ岳の天女山入口でテント泊し、
飲みもそこそこにテーピングして20時に就寝。
<当日>
2時に起床。
湯を沸し、弁当とカップ麺を食べてテントを撤収。
睡眠時間、会場入りの余裕は決して十分ではないが、
緊張感は無し。
朝は寒いながらも、我慢できない寒さではないことから、
ファイントラックの撥水タンクトップ、
4DMの半袖Tシャツ、
SKINSのアームチューブ、
モンベルの超薄ナイロンのウィンドブレーカー、
ボトムは長距離レース初投入のPatagoniaの
ウルトラショーツ、
そして手にはKappaのランニング用グローブの出で立ち
荷物の戦略は、
ジェル(5個)、鎮痛剤などランに必要なもの、
ティッシュと暑くなって脱いだウィンドブレーカーは
ウェストポーチに入れてラン。
気温変化に対処するウェアは、
暑くなり始める42キロポイント(ノースリーブ)と
寒くなり始める87キロ地点(長袖)に置くことに。
それぞれの荷物は体育館前のトラックに預けて
準備完了。
スタート5分前。
会場に鳴り響くアナウンスで紹介されたゲストは・・・
あのイナバウワーの
メダリストの方でした。
<スタート:野辺山~八峰の湯(42km)>
号砲!
かく言う私は、当然ハイタッチの行列へ。
前回は、腹痛により精彩を欠いた野辺山駅周辺の周回コース。
今年は筋肉に負担をかけない範囲で、中盤の位置取りを目指すことに
途中で妄想野辺山の練習会で一緒であった方に声をかけられる。
どうも最近のネットを介した集まりではバンドルネーム
(ネット上のペンネームのようなもの)で呼ぶ習慣があるようなので、
一瞬誰のことなのか理解が不能でした。(慣れていなくてすみません)
国鉄最高点付近にあるグレイスホテルで、
トイレを借りようとしたものの既に長蛇の列
。
あっさりとあきらめ、林道に入ってからの用足しとすることに。
勿論、順位はズルズルと下がってかなり後ろの方へ。
林道に入り、視線を絶えず路面に向けているからなのか、
寝不足のせいなのか、はたまたメガネの度があっていないのか、
ガンガンと頭痛が・・・。
この頭痛が高山性のものであると信じ、
前回同様、標高が下がる後半には解消するでしょう!
ということで、とりあえず無視。
ところが、ウェストポーチで腹部が圧迫されて、
腹筋を意識したキレイなフォームが取れずに調子があがらず。
妄想野辺山の練習会では、いい感じで
腹筋が攣る(つる)寸前でしたので、フォーム修正が急務です。
この為、次のチェックポイントで、ポーチを置いていくことに。
もちろん捨てるのではなく、荷物袋にポーチを入れるのです。
そのかわり、ランに必要なものを可能な限り、
ショーツに入れておく必要があります。
このため、林道を走りながら、ジェルやら携帯電話やら
ありったけのものをショーツのポケットに。
普段の練習ではショーツやタイツに入れるのは小銭とキーくらい
でしたので、この挑戦はなかなか意欲的でした。
そこはPatagoniaのショーツ、
石川さん達がさんざんテストをしたのか、
モノを入れても走れるだけのパフォーマンスを発揮!
これは満足、大成功でしょう!
そしてリップクリーム、タオルなど不要不急品だけしか
入っていないウェストポーチは幼稚園がけにして走りながら
ショーツの使い心地を本番レースで検証。
林道の急な登りではペースが落ち、後方からパラパラと抜かされる。
平地では差をキープして、下りとエイドで抜き返すパターンを
幾度も繰り返す。
稲子湯の手前の登りを戦闘意欲ゼロで登りきり、
フルーツとお汁粉にありつくことに
。
すると、遠くから同行のA氏の声が。
互いの状況を確認しあいリスタート。
稲子湯からしばらくはA氏と行動を共にするも、
42キロのエイドで再開しましょうということで、
長い長いスキー場横の下りへ。
3年前は、調子に乗って、この坂をかけおりたものの、
小用を足す間に、抜かした方々にあっさりと抜き返されたことから、
膝にやさしい歩道をそれなりのスピードで下り続ける。
42キロ地点は予想よりはるか下に。
そしてウェストポーチを預けるべく荷物袋を受け取る行列に
並ぼうとするも・・・
行列はなく。
いきなり番号を呼ばれて荷物袋を差し出されることに。
あっさりとウェストポーチを荷物袋に入れて、役員さんに返却。
すぐ下のエイドで給水と給食が可能なようなので、即座に移動。
ここでパンを給食してA氏を待つがしばらく待っても来る気配なく、
手持ち無沙汰のためリスタート。
<第2区間:八峰の湯(42km)~北相木村役場(58km)>
松原湖へガンガンと下り、登り返した後、さらに国道目指して急降下。
国道手前のエイドでは最後の在庫のブドウを多めに頂戴する。
(後ろの方達、すみません)。
国道を渡り、のどかな風景を走りきり、50キロ地点へ。
ここでは、そばが振舞われるが、行列の長さと満腹のため、断念。
そこで初めてジェルに手を出すことに。
ここからしばらくは登りがメインになり、
大きく遅れないようについていくことに。
途中で老夫婦の私設エイドがあるものの、とりあえずはパス。
その後、ノドが乾いたので、ガソリンスタンド際の販売機で
コーラを飲もうとしたが、売りきれなので
他の販売機でミネラルウォーターを買って飲む。
標高が下がったことと、昼時なので、
相当に気温が上がったように感じる。
反対に頭のズキズキはなくなった。
登りにあえぎ、苦しいところは歩きで受け流し、やっとのことで、
北相木村への登りと、滝見の湯への登りを分けるT字路のエイドへ。
ここで頭から水をかぶる。
その後、下りてくる選手を道路の反対側に見ながら
北相木村役場をめがけてジワジワと登り続ける。
急な傾斜は歩かざるをえないものの
50キロ地点のジェルは遺憾無く効果を発揮。
ゆるい傾斜はゆっくりとしたペースで
無理なく調子よく高度をかせげる。
そして北相木村役場へ到着。
ここには女子高生レプリカの方(女性)が、
セーラー服上下とルーズソックス、さらには
手持ちカバンまで持つ念の入れようでご休憩中。
やはり、こういったレースでは、仮装系の方が欠かせません。
ベストドレッサー賞があるならダントツでこの方でしょう。
(他に、第1区間の林道では、道から少し離れた場所で、
道に背を向けたまま30秒ほど動かない金髪セーラームーンも登場。
もちろん、こちらは男性
)
ここまで、
3年前のような急激な腹痛には悩まされなかったものの、
このポイントの用足しで本日4回目。
たいした給食も取れない上に、随分と時間を使ってしまったようで、
用足し後は速やかにリスタート。
<第3区間:北相木村役場(58km)~滝見の湯(71km)>
陽射しが厳しい中、膝を痛めないように下る。
それほど飛ばした覚えは無いのだが、林道でダメージを受けているのか、
左足のアーチは落ち始めているようで、甲も痛いし、親指に水ぶくれ。
反対側の北相木村へ向かう選手は随分とまばらになっていて、
その中にA氏を発見。
盛り返せば完走も不可能な時間ではないので、元気づけて、
さらにひたすら下る。
3年前に
絶妙なぬるめの麦茶をさしいれてくれていた私設エイド。
ちょうど麦茶が無くなったタイミングなのか、
水を求める人々がぞろぞろと
道の反対側の水道?へ。
それにしてもおばあさん二人が冷たい水で
ランナーが使ったコップを洗って、
麦茶を冷やして振舞って頂いて、ありがたいことです。
ほどなく、T字路を左折。
緩やかな登り後に立ちはだかる滝見の湯への急登に備え、
ここで2発目のジェルを投入。
抜きつ抜かれつしている中に
外国人とおぼしき選手が二人。
日本語は話せるのだろうか?
情報は十分に持っているのだろうか?
人様の事ながら心配になる。
それは取りも直さず、
ツールドモンブラン
に参戦する3ヶ月後の自分の姿。
居たたまれなくなり、その後何度か声をかける。
途中でコーラを飲んで気持ちをリフレッシュするも
急坂は歩いて無理せずに滝見の湯へ到着。
42km地点のパンと国道手前のエイドでのブドウで
満腹となっていたのか・・・
それ以降は、ほとんど食べることができなかったが、
ここで空腹感を覚えてソバを2杯摂取。
外国人のうちの一人を
日本人の奥さんと子供がサポートしているのを発見。
シャツを着替えて出発する父親に子供が泣き出す一幕があるも、
そこはグッと我慢で、出発の家族応援氏でありました。
<第4区間:滝見の湯(71km)~川上村多目的ホール(87km)>
この区間はまさに勝負どころ!
ジェルを投入してから馬越峠までの道をセーブモードで登る。
橋を渡って馬越峠までの登りに取りかかる。
標高差と距離を計算して1時間以内に登れるようにと目標を立てる。
周りを見ると走っている選手は、皆無!
とは言っても、『キツい』と言われるこの坂だが、
道路の規格より傾斜がキツすぎれば
つづら折れにゆるやかな道が作られるだけで、
道が階段やハシゴ段になっているわけでもなく、
私の記憶では急勾配用のすべり止めドーナッツ舗装もされておらず。
ちょっとだけ厳しい坂道です。
そして、52分で馬越峠(79km)に到着。
フルーツを食べ、温かい飲み物を取ってすぐに出発。
峠を越えた安堵感があるも、皆疲れている。
少し前を登っていた家族応援氏は、峠から走り下りる気配は無い。
幾度か完走したことがあるという選手に、
この時間での完走可否を尋ねると
『計算上は40分ほど余裕がある』との嬉しいお言葉。
また、別の選手からも
『残り13キロ(87キロ地点)で1時間30分だとつらいが、
残り2時間あれば完走できるだろう』
と聞いて俄然やる気が出る。
ここまで苦しい思いをして完走できないとなると悔しい上に、
お金の関係で二者択一になるGWの北アルプス登山を
また我慢することになるので、何とか完走を目指す。
幸い、下りを走れるだけの筋力は残っているようなので
引力に任せて走り下りる。
道路際で手の平と尻をペタリとつけて座りこむ選手も多くなる。
相当に下ると、
大型トラクターが行き交うようになり始めて、
比較的大きな平坦な道路に突き当たるはずなのだが、
そこから87km地点までどれだけ離れているのだろうか。
もし5キロも離れていて、
この下りで筋力を使い果たしているとすると・・・
相当に集中力が残っていない限り、間違い無く【終了】だろう。
下り切った後の大きな道路の係員に確認すると
5キロも離れていないことが判明。
膝関節は痛いものの筋肉はまだネをあげていない。
途中の販売機でコーラを半分ほど飲んで、87キロのエイドを
目指して川沿いの遊歩道もどきの道を走る。
川沿いの道を最後に左折し、
住宅街の中を『あと少しです』と誘導される。
ふと見ると、家族応援氏のお子さんと奥さんが待っていた。
勿論初対面であるが、
彼が峠まで、とにかく頑張っていたこと。
そして残念な事だが、峠から即座に走り下りてこなかったこと。
それでも16時15分までに通過すれば十分に勝算があり。
16時30分を越えない限り、努力する価値があることを伝える。
そして、私は目標時間までにエイドに到達。
私はここで完走を確信。
あとは余裕をブチかまして、歩いて完走だ!
エイドでは荷物を受け取り、乾いた長袖Tシャツに着替え、
アーチが落ち込んで痛くなった左足の甲をカバーすべく
アーチサポートをテーピングする。
親指の水ぶくれは大きいが破れてはいないので
乾いた靴下にチェンジする。
うどんを食して、
スポーツショップの顔見知りのスタッフと握手を交わして出発。
<第5区間:川上村多目的ホール(87km)~野辺山(100km)>
この区間、最大のヤマは、小海線をくぐり抜けた先の上り坂。
もちろん歩いて完走できる計算だが、上り坂の手前までは走ることに。
すると、前を走っている家族応援氏を発見。
87kmの休憩をパスし、時間をセーブ。
何とか、ファイナルラウンドまで生き永らえている。
彼に、ちょっと早目の『おめでとう』を伝え、抜き去り、
坂道の手前でペースを落として歩き始める。
90kmの坂をダラダラ登り切り、
視野が広がったところで少しだけ走り。すぐに歩き始める。
周りの人にも『何とか完走できそうですね』と声をかける。
あと1時間で残り6km地点。
時速6kmで歩ききれば完走だ!
しかし、ここであらためて冷静に分析。
ゆっくり歩くのは、時速4km程度。
1kmに対して15分程度が必要。
残り1時間であれば4km地点にいないと完走できない。
つまり計算違い!
そもそも時速6kmということは、
ジムのトレッドミルでは、走らないまでも早足が必要。
若干の余裕を持たすのであれば、
今すぐにでも・・・・
走る必要があるということだ。
果たして、走れる筋力が残っているのだろうか?
日が傾いたオレンジ色のレタス畑の一本道を
思い出したように一生懸命に走り出す。
一般ランナーの中に混じって、
緑色のナンバーカードのデカフォレスト達も懸命に走っている。
野辺山はそうそう甘くはなかったのだという現実に引き戻される。
3年前に宿泊した宿の前を通り、ちょっとした急坂を登る。
坂を登りきれば、会場のアナウンスが聞こえる野辺山駅だ。
最後のエイドで水を飲んだあとは、
距離カセギのために、非情にも野辺山駅から離される。
はるか遠くの畑の中をゴールに向って走っている選手が見えるが、
もう誰も歩いていない。
3キロ地点から2キロ地点まで手もとの時計で
1kmのラップを計測してみると、7分30秒。
残り1km地点まで走りつづければ、歩いても完走可能。
しかし、念には念を入れて最後に左折する手前のガソリンスタンド
まで
走ることに。
それにしても計算間違いに気づいて良かった。
ゴール前のビクトリーロードには
A氏の姿が・・・。ヘロヘロの私の姿を携帯で撮影。
皆、口口(くちぐち)に『完走おめでとう』の言葉
ZARDの『負けないで』が流れている。
そして、明るい明るいライトに照らされたゲートにすべりこみ
ゴール!
長かった。
完走できて良かったです。
でも、体中が痛くて、痛くて。
明日は1日中、家電量販店のマッサージチェアに座っていたいです。
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参 考 デ ー タ
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気温(主催者発表) 最低 4.6℃ 最高17℃
渋滞は無い!(除く、スペシャルゲストのハイタッチ)
駐車場、会場が広い!
トイレの数は十分だったように見えます。
係員のみなさん、一生懸命やっていただいていました。
林道の途中から見える雪をいだいた八ヶ岳はキレイです。
晴れていれば、南アルプス甲斐駒ケ岳も よく見えます。
林道はトレランシューズでなくても走れますが、初心者がいきなり
ペラペラの靴でのランは無理です。
車であれば、普通の車であればOKです。 フェラーリとかは、不可ですね。
エイドに必ずあるものは、アメとオレンジとバナナと梅干と塩でした。
アメは、カンロがスポンサーであったので、
カンロ飴と、カルピスアソートという種類の飴等などがありました。
個人的には抹茶系のアメと塩レモンのアメがGOODでした。
ちょっとどうかな?と思ったのは、カロリーフリーらしきアメがあったこと。
エイドなので、やっぱりカロリーはあるべきでしょう。
時々、『きのこの山』、『ナッツ入りチョコ』が加わります。
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当 日 の ウ ェ ア
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Patagonia サンバイザー
ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュ タンクトップ
Kappa 4DM Tシャツ(半袖)
(87kmから)Kappa 4DM ロングTシャツ
Patagonia ウルトラショーツ(モノを入れながら走れるパンツでした)
Asics 5本指ソックス
Adidas ジョギングシューズ
Kappa ランニング手袋
SKINS アームチューブ
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当 日 の 装 備 ・ 食 料
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ウェストポーチ
Powerジェル × 3
カーボショッツ × 3
アミノバイタル粉末 × 3
目薬
頭痛薬
リップクリーム
ティッシュペーパー × 3
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完走に役だったこと
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■精神面では、4月の妄想野辺山85km練習会
それにしても一緒に出ていた方が、完璧に上位の方でありました。
生田緑地で寒い中お待たせしてしまって、申し訳ありません。
■最も役だったのは、
Blogを読んでいる方にはお馴染みの海の日ランです。
往復40キロくらいの道を自宅から海まで毎月往復する練習ですが、
必ずしも体調、モチベーションが良好なときばかりとは限りません。
ダレ切った中でも何とか往復する習慣ができたことが最大の完走要因でしょう。
■幸運な点は、
42km地点でウェストポーチをやめたことにより、
妄想野辺山で意識が出来た腹筋を使うキレイなフォームで
ランができるようになりました。
■さらに幸運なことに
ジェル、携帯電話などをPatagoniaのウルトラショーツに入れて、
ストレスなく走れたことです。
エイドで休んだり、用足しをする時に、
パワージェルがつぶれないか気を使うときがありましたが、
聞いたところによると座ったくらいではジェルはつぶれないらしいので、
今度試してみようと思います。
(↑このサイトを読んで試してみる方は自己責任でお願いしますね)
街中では、キーやら小銭がジャラジャラして、
ウルトラショーツのポケットの利便性をあまり感じていませんでしたが、
宣伝コピーの『ジェルを入れることができる』は完璧に実現されていました。
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完走した後
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ゴールまでは、たいしてどこかが痛いなど感じませんでしたが、
体育館で荷物を受け取った後、階段を降りる際は、既にカニさん下りでした。
その後、八ヶ岳グレイスホテルで入浴
後に、冷えピタシート、プロテインなどで
ケアをしました。
幸い3日後にはほぼ通常の生活に戻れましたが、
息を力強く吸いこむといまだムラムラ感があります。