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この記事は当時のものです。当時はこんなことを書いていましたが
実はこの当時の靴は、靴を曲げるとしわの入る位置が、小指に
干渉し、かつアッパーがしっかりした生地でしたので、ちょっと
痛かったです。
なお、新しいHOKAのモデル(2足目を購入済み)は、履き心地、
サイズ設定ともに相当に良くなっています。
あと、それなりにヨーロッパでもユーザーは
増えていると聞きました。
=>2015年TDSの前半はマファテで参戦。なかなか良いです。
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日本ではあまりユーザーのいないHOKAシューズ。
UTMBではサロモンが圧倒的なシェアを誇る中、
本場ではそこそこHOKAシューズのユーザもいるのです
(とは言っても、せいぜい30~40人に1人の割合ですが
)。
写真左側の水色アッパーとオレンジの紐がHOKAです。
そんなHOKAを日本とTDSで使ってみた印象は・・・・
長所
①クッションある(足の裏が痛くない)
②履き心地(アッパー)がしっかりしていて固い
※個人の好み
③意外と軽い
④足裏中央部に比べてつま先とかかとのクッション厚が薄いので、足が自然に前に出るローリング効果がある
クッション性とローリング性能が、この靴の最大のセールスポイントでしょう
⑤足が長く見える??
短所
①接地面積が広いのとクッション厚があるので一体感に欠ける(=小回り効かない印象)
②ローリング効果の副作用として、傾斜地で立ち止まるには、バランスを取る努力が必要
③アッパーにキャンバス地の裏地があるので蒸し暑いと蒸れる。(2015現在 解消されてます)
④急な登りではつま先登りを強要される(これもローリング効果の副作用)
誤解を恐れずに、ハセツネを例にとって言えば・・・・、
醍醐丸までが最悪、三頭山、御前山の登りは少々ツライが我慢!!
大岳山を越えてからが極楽になると言えば、なんとなく理解いただけるでしょうか?
あまりテクニカルでない長い距離のコースを淡々とマイペースでこなすような・・・・相当に下りに特化した性格のはっきりしたシューズです。
同じようなローリング系のシューズは、テクニカも作っていて、小回りが若干効きそうで、クッション性を少し落としたのでは??と思われるモデルが、テクニカ インフェルノスプリント。
サロモンも、レース用のラインではないものの、トレッキング系のシューズのモデルにローリング系デザインのものをリリースしているので、ローリングデザインは、これからの新しいトレンドになっていくのでしょうか?